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2009年5月 1日 (金)

第57回早慶アメリカンフットボール対校戦 フラッグフットボール試合

2008年4月29日(祝)@駒澤陸上競技場
第57回早慶アメリカンフットボール対校戦

○フラッグフットボール戦

晴天!最高のコンディションの中、早慶戦が行われました。

高校戦、大学戦の前に10:00より、フラッグフットボールの試合も行われました。

試合は、低学年(Primary)、高学年4~5年生(Kids)、高学年6年生(Kids)、中学生(Jr.)の4カテゴリーが同時に行われました。

今年から行うことになった中学生の試合は、早稲田実業とワセダクラブの混成チームです。急作りでなかなかチームとしての完成度があがらず難しい状態でしたが、仲良くなり、チームワークもぐっと向上してまとまってきた中での試合となりました。

結果は、残念ながら4試合とも敗れる結果でしたが、今年からはじめた多くの選手も試合に出場し、楽しい経験をつむことができました。

基礎練習を中心にやってきたためチームとしての纏まりはまだまだですが、それでも好プレーが時々見られました。勿論ミスも多かったことから敗戦したのですが、その分多くのことを学びました。

そして、ライバリティをお互いに感じて、意識して競争している関係も皆を成長させる大事な要素と感じました。慶應さんは、どのカテゴリーでもとてもよくまとまって、基本技術も忠実に実行できる好チームでした。追いつき追い越すことを目標に引き続きがんばっていきたいと思います。

がんばってまいりましょう!

またその後、高校、大学戦とも皆さんが応援してくださったおかげでいずれも勝利できました。特に大学は、定期戦4連勝です。 今後とも応援よろしくお願い致します。

五味陽介 (ワセダクラブ フラッグフットボール Kids担当コーチ)

○低学年(Primary)

本日早慶戦が行われました。低学年は1~3年生の合同チーム。試合前の全体ミーティングでは3つの目標があげられました。

  1. 元気良く試合をする
  2. 最後まで諦めない
  3. 自分の役割を果たす

試合はワセダクラブ3年生のオフェンスから始まりました。前に出る事を意識するため、ダイブ中心に組み立てたプレイでゲインし、テンポ良くタッチダウン。トライフォーポイントはブロックが甘く、失敗。ディフェンスでは相手のブロックの上手さとスピードが勝り、外をまかれてすぐさま同点。その後は2年生のオフェンスが頑張り、2本目のTDを奪うもTFPは成功せず。相手の攻撃の勢いを止めれず13対13の同点。
3年オフェンス2回目は集中力が切れたのか、リズムの悪いシリーズでした。プレイを間違えたり、ボールスタートが遅れたり、基本のミスが目立ちました。その流れから相手に逆転され前半を13対19で終えました。
後半は相手のオフェンスが得点し、13点差と突き放されながらもタッチダウンを1本返しました。同点TDのプレイではガーディングの反則を取られ、おしくも19対26で負けてしまいました。

試合後のミーティングではコーチから敗因は相手よりミスが多かった事を指摘され、うなずく選手が多くいました。試合に負けて見える物、得られる物があります。今日は1.と2.の目標は達成できたと思います。3.は選手それぞれが試合を振り返り、良かった所とまだ足りない所を考えて下さい。

もう一つ目標がありました。それは1年生が試合に出れるよう3年生、2年生が頑張る事でした。終了間際に何人かの1年生が出場しましたが、全員出場はなりませんでした。今日出れなかった選手は次の関東大会での活躍を期待しています。

内藤忠男 (ワセダクラブ フラッグフットボール Primary担当コーチ)

○高学年4~5年生(Kids)

4~5年生の試合は、慶応の先攻で開始しました。
最初のシリーズ、慶応のショットガン攻撃を止められず先制されます。
さらに、慶応は追加点を上げ0:14とリードを広げられました。
ここで、早稲田にパスから独走でタッチダウン、7:14。
しかし、次のシリーズで慶応がタッチダウン、7:20と引き離されて前半終了。
後半も、相手に先制され7:26。
その後、早稲田攻撃もドライブし1タッチダウンを返しましたが、14:26で試合終了となりました。

4,5年生合同で多人数でしたが、全選手が出場出来ました。
3月に入部したばかりの選手も出場し、良い経験になったと思います。
慶応チームのブロック、ランのスピード等を見て、全員が基本の大切さを学んだと思います。早稲田は、攻守ともミスが多かった。
コーチとして、練習、試合準備、ゲーム・オーガナイズ等、反省点が多々残った試合でした。
早急に、改善していきたいと思います。

中田英一 (ワセダクラブ フラッグフットボール Kids-5年生担当コーチ)

○高学年6年生(Kids)

早慶6年生同志の決戦は、最後の最後に気持ちの差で負けてしまいました。
低学年時代から闘ってきた慶應ユニコーンズ。馴染みの選手も多いのですが、早慶戦という最高の場で決着をつけるべく気合い十分で試合に臨みました。
試合は予想通り拮抗した展開となり、前半終了間際にワセダが追い付き14対13の1点リードで折り返すことが出来ました。但し、前半の内容は慶應が上回っていました。慶應オフェンスはランとパスのバランスよく着実ゲインを重ね、また、慶應のディフェンスメンバーは闘志あふれるプレーぶりで、この試合にかける意気込みに並々ならぬものを感じました。
このプレッシャーが後半徐々にボディーブローになって効いてきました。後半最初のシリーズでTDを奪い21対13としたものの、いいところはここまで。その後、オフェンスは丁寧さがなくなり、ディフェンスはフラッグプルでミスを連発。どんどん元気がなくなり、「まずいぞ、、」という空気で全員カチンカチンに。ラスト2ミニッツで逆転され、最後の攻撃もロングパスだのみでTHE END。慶應のみんなの集中力と勝ちたいという気持ちに負けてしまいました。
小学生最終学年の早慶戦はくやしい思い出の一日となりました。だが、この悔しさをどうエネルギーに変えられるかが大事。2年前の6年生も早慶戦で1点差で敗れ、その悔しさをばねに日本一を勝ち取りました。
さあ、4月29日をスタートの一日として、ドリームカップ、秋の本番に向けて力をつけていきましょう!

江崎信友(ワセダクラブ フラッグフットボール Kids-6年生担当コーチ)

○中学生(Jr)

中学生カテゴリでは、早稲田実業中学との合同チームで試合に臨みました。ワセダクラブ、早稲田実業中学でユニットを分けてチームを作ることも考えましたが、せっかくの機会ですので、両チーム混成で2ユニットを組みました。
試合はワセダの先攻で始まりました。ショートパスにランプレーを組み合わせてジワジワと攻め込み、先制タッチダウン。トライフォーポイントは失敗しましたが6点のリードを奪いました。次の慶応の攻撃もしっかり止めて、再びワセダの攻撃。相手陣深くまで攻め込みましたが、パスをインターセプトされ、攻守交代。続く慶応の攻撃を今度はワセダがパスインターセプトで止めます。フィールド中央から、絶好の追加点のチャンスでしたが、あと1本が出ずに攻守交代。その後の慶応の攻撃でパスからうまくディフェンスをかわされてタッチダウン。トライフォーポイントは止めましたが同点。前半終了間際にも相手陣深くまで攻め込むも得点が奪えず、攻守交代。同点のままで前半終了かと思われた直後、ロングパスが通ってタッチダウン。トライフォーポイントも決められ、13対6で前半が終了しました。
後半も一進一退の攻防が続きましたが、終盤に2本、ディフェンスミスもあって立て続けにタッチダウンを奪われてしまいます。攻撃も残り時間が少なくなるにつれ、焦りからミスが続き、ゲインできなくなって試合終了。得点差ほどの力の差は感じられませんでしたが、ワセダ側のミスの多さが敗因でした。オフェンスではパスキャッチミスでタッチダウンを何本か失い、ディフェンスではレシーバーのカバーミス、フラッグプルのミスで逆に何本かタッチダウンを与えてしまいました。
試合を通じて見つけた課題は、これからの練習で一つずつ解決しましょう。しかし、練習できる回数も時間も限られています。選手一人ひとりが毎回の練習にしっかりとした目標意識を持ち、密度の高い練習を行いましょう。

山口浩史 (ワセダクラブ フラッグフットボール Jr担当コーチ)

早慶戦


4月29日 駒沢陸上競技場
キッズ小学6年の部
前半
後半
合計
ワセダクラブ・テディベアーズ
14
7
21
慶応ユニコーンズ
13
12
25
キッズ小学4・5年の部
前半
後半
合計
ワセダクラブ・テディベアーズ
7
7
14
慶応ユニコーンズ
20
6
26
プライマリー
前半
後半
合計
ワセダクラブ・テディベアーズ
13
6
19
慶応ユニコーンズ
19
7
26
ジュニア
前半
後半
合計
ワセダクラブ・ジュニアベアーズ
6
0
6
慶応ユニコーンズ
13
13
26

○高校戦

1Q 2Q 3Q 4Q Total
早稲田大学高等学院 7 7 0 7 21
慶応義塾 0 7 7 0 14

○大学戦

1Q 2Q 3Q 4Q Total
早稲田 10 10 14 13 47
慶応義塾 0 3 0 0 3

【ベストプレーヤー賞】
☆カーム・コーザ杯
#99 DL Duffy Scott(早稲田3年)
☆ジョセフ・レスティック杯
#17 笹谷 洋介(慶應4年)
【通算成績】
早稲田 20勝37敗1分
慶應  37勝20敗1分

http://www.bigbears.org/news/09sokuhou.html

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