早慶戦(3年生)
待ちに待った早慶戦。強風ではありましたが晴天で、自然芝の最高のグランドで行われました。
この試合はディフェンスを重要視して臨みました。
ワセダの第1シリーズは慶応がワセダ対策のディフェンスをしてきたので、
相手ディフェンスの動きを観察するためのプレーを行ったこと、
選手も緊張しいささか硬くハンドオフミスもあり4回の攻撃で止められる。
ディフェンスは練習の成果が表われ数ヤードはゲインされるも、一発ダッチダウンは阻止し、
ゴール前でも粘りのディフェンスをし、慶応オフェンスを止めました。
続くオフェンスは1・2年生(これは担当にコーチにて報告を委ね割愛)
次のディフェンスも前と同様に粘りのディフェンスで止める。
前半残り23秒からのオフェンス。
時間がなく3プレーで終わりはしましたが、ノーハドルオフェンスを実行。
実はまだノーハドルは練習でもやったことがありません。
あまりに時間がなく、彼らならやれるだろうと思い強行しました。
それにしっかり対応した選手の頭の良さに感激です。
(これもフラッグ(アメフト)の良さ。頭を非常に使うのです)
※ノーハドルオフェンス=ハドルをしないオフェンス。
今回はハドルで2つのプレーを指示し、選手は同時に2つのプレーを覚えて、1プレー後、そのままセットし2プレー目を実行しました。
結局0-0のまま前半終了。
予定通り3年は前後半でオフェンスとディフェンスのチームを入れ替えました。
メンバーが替わっても後半開始も相変わらずディフェンスはきっちり止める。
続くオフェンス。3rd down 7ヤードでロングパスは失敗。少しリズムに乗りきれないなか、4th down。
ここでもロングパス。強い逆風によりボールが押し戻されながらも、魂のキャッチ!!
これでオフェンスが俄然勢い付き、QBランでタッチダウン!!
ついに均衡を破り、6-0(TFP:トライフォーポイントは失敗)。
続くディフェンスは1・2年生。一発TDされる。しかし、これは覚悟の上でやられることは想定内。
TFPも決められ6-7で逆転される。
続くオフェンス。選手が徐々に慶応ディフェンスに慣れ、ブロックが良くなる。
2つのランプレーを挟み、最後はブロックが良く、RBもナイスカットでよく穴を見つけ独走TD!!
12-7(TFPは失敗)でまたもやリード!!!
続くディフェンスは粘りに粘って、パスで危ない場面もありながら何とか凌ぎ攻守交代。
残り時間はほとんどなくオフェンスが1プレーをして試合終了。
12-7の勝利。
3年生について言えば、なんと言っても今日はディフェンスの勝利でしょう。
ロングゲインと一発TDはなし。
フラッグプルミスもなし。
パスも全てカット(1回危ない場面ありましたが)。
今までとは見違えるようになりました。これも練習の賜です。
LBは自分の役割を遂行し、CBは大外をしっかり守り、SFは全体をサポート。
ほぼ完璧に近いできでしょう。
実際3年生のディフェンスは完封です。
オフェンスは、前半は様子見の1シリーズ目と短時間での2シリーズ目でしたので、
まともにやれたのは後半2シリーズと言ってもいいでしょう。
その2シリーズともTD。素晴らしい!
慶応は3年生のレギュラー主体であったのに対し、こちらは1・2年生も含め全員出場。
3年生はほぼ均等に出場してのこの結果はまさに全員の勝利です。
みんながMVPと言っても過言ではありません。
選手も今日で多くのものを掴んだと確信しています。
さ~我々の目標は日本一!今年の目標は関東優勝です。
今日の試合はその通過点です。着実に階段を上っています。
次のレベルへ進みましょう。次のレベルでみれば、まだ今日の試合も課題はあります。
練習で更にレベルアップしていこう!
最後にいつも良いライバル関係にある慶応に感謝します。
コーチもあのユニフォームを見ると現役時代を思い出し、武者震いします。
これからも彼らとは多くの試合をすると思います。共に切磋琢磨して強くなっていきたいです。
やはり早稲田である一番の魅力は慶応とのライバル関係です。
こうした機会を与えていただける大学・高校の関係者、ならびに審判を快く引き受けてくださりましたフラッグの他チームのコーチの方々に御礼申し上げます。
我々は多くの方に支えられ活動できているのです。
PS.いやぁ~昨日のビールは旨かったぁ。
みんなが勝って喜んでいる姿は本当に最高です。
コーチ 國元
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