ジュニア関東北地区大会(2010年6月13日)
6月13日に春季オープントーナメントJr関東北地区大会が開催されました。ワセダクラブからは2チームがエントリし、2.3年生主体チームのワセダクラブAチームがブロック優勝し、7月に予定されている関東大会への進出を果しました。1年生チームのBチームは残念ながら1回戦敗退となりましが、中学生の強豪チームのスピードとテクニックを体感でき、今後の練習課題を見つける良い機会になりました。
以下、試合レポートです。
【ワセダクラブAチーム:第一試合(対 江戸川学園取手中学ベアーズ)】
最初は緊張からか堅さが目立ち、鉄板Playを練習でも見たことのないミスで失敗するなど不安定な立ち上がりでした。しかし、この日はディフェンスが非常に好調で、♯49を中心によくまとまり、ゲインを許しませんでした。#18の連続QBサックや#14のパスカットなど、随所に好プレーが見られ、ディフェンスでリズムを作ることができましたと思います。
オフェンスも2nd seriesから落ち着きを取り戻し、ショートパスとランプレイを組み合わせて、相手に的を絞らせずゲインを重ねることができました。終わってみれば不必要なタッチダウンを許したものの、QB以外が全員得点(TFP含む)という快挙で、26対6で2回戦進出を決めました。#18のショートパス、#19のミドル、ロングパス、#14のラン、#22のミドルゾーンへのパスなどそれぞれの役割をきっちりと果たした成果だと思います。特に女性選手の得点はもしかすると関東大会では始めてかもしれません。ただ反省すべき点も多く、余計なインターセプトの多い試合でもありました。オフェンスは、ゲームの組み立て、パスのタイミング、パスの精度(特にロングパス)、ロングパスの時のボールの追い方、キャッチの確実性、ディフェンスは、フラッグプルミス多発、コンテインの甘さ、集まりの遅さ、パスカットにあと1歩足りない、声が出てていない、等です。
この状況では強い相手には通用しません。来週からの練習でレベルアップが求められます。
【ワセダクラブAチーム:Cブロック決勝(対 東京電気大学中学校ウルバリンズB)】
ワセダクラブの先攻で試合開始。ファーストプレーのロングパスに対し、WRは完全にディフェンスを振り切っていましたが、わずかにオーバースローでインコンプリート。先制の機会を逸してしまいました。ディフェンスの方は、ワセダクラブOBのS君のスカウティングのおかげで、相手チームのマークすべき攻撃パターンを事前に確認済みで、最初のシリーズでファーストダウンを奪われるものの、後はきっちり止めて得点を許しません。続く2シリーズ目では短いパスを続けて着実にドライブし、タッチダウン。トライフォーポイントも成功して7対0とリードします。そのまま前半終了するかと思った終了間際に、フラッグミスによりタッチダウンを許し、トライフォーポイント決められて。同点に追いつかれてしまいます。後半もディフェンスは好調で、相手に大きなゲインを与えません。後半の中盤に再びタッチダウンを決め、トライフォーポイントも着実に決めて14対7とリード。このまま時間を潰して試合終了を待つ作戦を取ろうとした残り40秒のところで、痛恨のインターセプトを喫してしまいますが、この日大活躍の#18のブリッツがさく裂して何とセーフティー! 2点を追加すると同時に攻撃権も獲得し、そのまま16対7で試合終了。見事、Cブロック優勝を決めました。
【ワセダクラブBチーム:第一試合(対 早稲田実業中等部ウォーリアーズ)】
ワセダクラブ・キッズのOBが多数在籍する早稲田実業中等部との対戦です。早慶戦の時は一緒に戦ったチームメイトでしたが、今回は対戦相手です。ワセダクラブの先攻で試合が始まりましたが、緊張のせいか固さもあり、ほとんどゲインできず攻守交代。逆にディフェンスは相手スピードについて行くことができず、タッチダウンを重ねられます。途中、フィールドを広く使って攻撃するよう指示を出したら、少しゲインするようになりましたが、良い流れに乗りかけるとインターセプトをされるという、悪いリズムを断ち切ることができないまま、53対0で試合終了。試合後、選手たちは1本だけでも返したかったと悔しがる、少しホロ苦いデビュー戦になりました。
これが中学生のスピードです。来年、再来年にはみんなこのレベルまで成長できます。今日の悔しさをこれからの練習にぶつけて、秋の大会はさらにレベルアップしましょう。
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