春季オープントーナメントJr関東大会決勝トーナメント 試合レポート
7月18日に春季オープントーナメントJr関東大会決勝トーナメントが早稲田実業中等部のグランドで開催されました。6月13日に開催された関東北地区Cブロックで優勝した、2・3年生主体のワセダクラブAチームが参戦しました。
開会式前に行われた組み合わせ抽選で、ワセダクラブの初戦の相手は昨年の日本選手権で優勝した佼成学園中学校ロータスと決定しました。強豪チームとのいきなりの初戦対決ということで、動揺する選手もいましたが、どうせ強いチームばかりなんだからと、良い意味での開き直りを見せ、選手のやる気は満々です。試合前のハドルには予選敗退したBチームのメンバも参加し、Jrチーム全員でいつもの通り「ワン・ツー・スリー・ベアーズ」と叫んでハドルをブレイクしました。
コイントスで勝ったワセダクラブは先攻を選択。試合前から決めていたファーストプレーのロングパスは、レシーバーが相手ディフェンスを完全に振り切っていたものの、惜しくもオーバースローで失敗。試合前の相手チームの練習の様子を見て、「速い」とややビビッていた選手も、このプレーで「やれる」と感じたのかもしれません。この後、RB22へのカウンターダイブで5Yゲイン、C47への10Yの真ん中ゾーンへのパスが決まりFD獲得。RB22へのダイブフェイクからWR25への真横へのランで3Yゲイン、最後はRB22の左ダイブフェイクのQB49の右ロールアウトから右WR2510YポストのTDパスでファーストシリーズを得点につなげます。TFPもWR25へのパスが決まり、幸先よく7点を先制します。その後の相手攻撃でTDを奪われるもののTFPを抑え7対6。その後も、SE19への連続パスとTDパス、47へのミドルパス、22の切れのあるラン、そして49から25への一発ロングのTDパス等ですべてのシリーズを得点に結びつけるものの、相手攻撃をなかなか止めきれず、点の取り合いになりますが、TFPはきっちりと止めて前半終了時点では20対18でワセダクラブがリード!
ハーフタイムで後半は相手チームの攻撃から。ミドルとロングパスの封印には成功するもののショートパスやランプレーにフラッグプルミスも重なりじわじわと攻め込まれてTDを許し、この試合初めて相手にリードを許します。次のワセダクラブ攻撃も前半好調のオフェンスが活躍し、エンドゾーン目前に迫りますがここで痛恨のインターセプトを喫してしまいます。やや気落ちしてしまったか、次の相手攻撃にもTDを許しますが、TFPはきっちりと止め続け、逆転の望みをつなぎます。その後の攻撃もFD、TDに近づくものの最後の一本が決まらず、得点につなげることができません。時間をゆっくり使いながら攻撃する相手に、終盤にも得点を許し万事休す。最後の攻撃シリーズで一矢を報いようとしますが、時間切れ。終わってみれば20対36と点差はついてしまいましたが、点差以上の熱戦でした。
試合後のハドルでも話をしましたが、このチームはここ数週間で見違えるほど強いチームになりました。でもトップチームとはスピード以外にも、キャッチ能力であったり、フラッグプルのテクニックであったり、ほんの少しずつの差があります。その少しずつの差の積み重ねが、試合結果の得点差に表れた気がします。秋の大会に向けて、この差を埋める練習を行いましょう。
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