ワセダクラブKW(6年)東京埼玉順位決定戦 10/30
五味です。本日はお疲れ様でした。
ご父兄の皆様におかれましては、応援ありがとうございました。
ここまできたのは皆さんご父兄の応援、献身的にビデオや指導にあたってくれているコーチ、設備を貸してくださる大学、そして全カテゴリ含めたワセダクラブの仲間たちのおかげです。
特にご父兄の皆様におかれましてはありがとうございます。本当にありがとうございます。
選手ははじめは(午前中から)かたく、緊張した面持ちでした。
先週と違ったのは立ち上がりに簡単なパスから入り、それを通せたことで緊張がほぐれたようで、更に最初に得点できたことで落ち着いたようです。
勝利を確信できた後は細かな点を指摘、こだわらなくてはならない事項については特に厳しく接しました。
第二試合はワセダクラブKSとの対戦。チーム内の対決、観客が多いこと、4年生の6年生を食ってやるという気迫とご父兄・コーチの盛り上がり...こういった独特の雰囲気があることを想定しました。いろいろな取り組み方がありますが、これまでの成長と今後の選手たちの成長に向けたステップにするべく、選手だけで盛り上げていくこと+コーチは淡々とアドバイスとコールを出すことに専念する、ということを全員で確認し試合に臨みました。
やはり最初は自滅パターンでした。おどおどしていました。ボールを落とすは、やるなということをやる、プレーを間違える...
先制されてしまい、なお大変なうつろ状態となりかけました。
一発パスをとって6-7。その後のディフェンスもしのぎ、ここでブレークするべく一発ギャンブルのスペシャルプレーをやりました。結果は大成功で得点。以降は落ち着いたゲーム運びに持ち込めました。
スペシャルプレーは、レシーバーへヒッチパスした後にさらに前にパスを投げたものです。
これを“一発ギャンブル”と言うのには理由があります。
先週の試合で同じプレーをしようとしました。その時のハドルの反応は「え、やるの?」という雰囲気。
要するにパスを投げることやリバースプレーなどに「失敗したらどうしよう」「自分がやらないければいけないが失敗したらどうしよう」という逃げの状態。従って一旦コールしたもののやめました。
そういう心持ちでは他のプレーも当然「無難にやれればよし。できれば関わらないのがよい」と心のどこかで思っていることでしょう。
そもそも困難に立ち向かっていく気持ち、何より活躍して楽しい結果が訪れる、というプラス思考がどうしても不足しています。
コーチが厳しくあたっていることで萎縮している面もあるかもしれません。ただ、これまでのようにプレッシャーがかかった中でも力を発揮できるようになってくればアスリート集団の慶応・立教・練馬・FFFCなどに対しても伍していけるようになってきたのではとも思っています。
ついては、今日はどこかで必ずやろうと思っていたもの。今日は「やる」という顔。
そしてやりきりました。
こんな選手の成長がうれしかったです。
最後のハドルで申し上げましたが、まだ伸びしろがあります。
他チームに比べても段違いによくなっていると思います。
練馬vs立教は18-13でした。ほぼ互角。しかし我々は両チームに敗れています。
この点を上回るにはどうしたらよいのでしょうか。
伸びしろ分のばしましょう。フィジカルにもメンタルにもファンダメンタルにも。まだまだ伸びしろがあります。
もちろん、この試合以降出場が難しい選手が多くいる為、控えだった選手がいきなりトップチームとやることになります。
それでもやってきた全選手、チームの力を結していける。そういう全員チームで練習し、戦ってきました。
誰が出ても、ベンチにいてもチーム。代表です。がんばろう。
あと2週間、しっかり「自身に勝つ」ことをテーマに取り組んでいきたいと思います。そして試合はフローな状態になれれば自ずとよい結果がついてきます。
あと少し、頑張りましょう。
私たちは、こうやってのびることができていることを体感し、そしてやりきれなかった時に残念な結果があるということを知りました。
全選手、受験勉強も学校生活もすべて自身に負けずプラス思考で結果を引き寄せるように強いセルフリーダーシップで取り組んで下さい。
ワセダクラブでは、皆全員、一人一人自身がやり、結果を出す。これからもこういう気概を持って取り組みましょう。
ナイスゲーム。そして明日はさらにベターを目指しましょう。
五味(2011年度KW小6チーム担当)
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